事例:飲食店運営会社 発注業務の自動化
クライアント概要
飲食店を国内主要都市と中国へ展開、テイクアウトや通信販売事業も手がける。
導入背景
業務効率化を進めるため、課題解決のご相談。受発注業務に課題が多く、取引先の注文方法がネット・TEL・FAXなど複数あり、配送エリアによっても手配の手順が異なっている。食品のため賞味・消費期限を考慮した作業が複雑となっており人為的ミスも少なくない。受発注業務のミスは在庫管理に直結し、商品・コストのムダが発生することも多かった。
ヒアリング結果
受発注プロセス全般をヒアリングしRPAとAI-OCRの導入により業務の90%程度の自動化をご提案。
導入前
導入後
※AI-OCR:OCRは、あらかじめ設定した活字や手書き文字などを画像データとして取り込み、編集可能なテキストデータに変換する技術のこと。AI-OCRは設定外の活字にも対応し、学習することで対応範囲を広げていきます。
導入効果
- 計1,700(時間/年)以上を創出
- 人為的ミスを削減し、在庫管理をDX化
- 受発注リソースを他業務へシフトすることで残業時間の短縮に成功
- 業務の可視化による標準化を実現
今後の展望
業務効率化により時間のゆとりが生まれ、残業時間の削減や人材育成に十分な時間を割けるようなった。また、職員の業務効率化に対する意識向上にもつながったと感じる。
今後はAI-OCRなども取り入れて、さらなる自動化を図っていきたい。
使用ツール
WinActor